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当たる!相場予測

外為と株式相場を必ず当てる!外れたら切腹!【毎週末、土日どっちか更新!】

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日経平均16,300円台回復【ロング記事】

株式・為替

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日経平均株価は前日比452円43銭高の1万6381円22銭、一時は1万6400円台もつけました。

原油高、円安によって市場がリスクオンにふれたようです。

 

一昨日の記事では為替に着眼しましたが、本日は原油について触れてみたいと思います。

ご存知のように原油は現代社会の基礎的資源であり、いわゆるコモディティ、実物資産の代表格の一つと言えます。

経済指標の中で重要な実物資産には、原油の他に金と不動産があげられるかと思います。

相場は相対的な物です。

地球の「富」はあらゆるところをさまよっており、「通貨」に富が集中する事も有れば、「株式」に集中する事も有り、はたまた「債権」に集中することもあります。通貨の中でも、ドルに集中してドル高になる事もあれば、円に集中して円高となることも有ります。

 

これら、「通貨」「株式」「債権」といった主要な財産は実は全て

 

架空の存在

 

です。

 

通貨は食べられませんし、ただの紙や銀行コンピュータ上のデータ・概念に過ぎません。株式だってそうです。日本の上場株式は全て電子化されてますので、データに過ぎません。債権も同様で、紙かデータです。

 

通貨や株式や債券を見て楽しんだり、食べて美味しい思いをしたり、命をつないだりすることは出来ませんよね?

もっとも、通貨を見て楽しいという人はいるかも知れません。でも、良く考えてみて頂きたいのですが、通貨自体を楽しんでいる事はないはずです。あくまで、「通貨で買えるもの」を脳が想起して、それで楽しさが発生しているはずです。

預金通帳の残高を見るのを生甲斐としている人は、その印字されたアラビア数字にエクスタシーを感じているのではなく、数字が表している富の貯蓄から自らの生活の安定性を想起、或いは消費している姿を想起して脳内麻薬を分泌しているはずなのです。

 

この架空の存在に実物的な価値を付与しているのは、国家政府であり、国家間の約束という概念であります。

相場が動くにあたって、ただたんに企業の信用が落ちた場合はその企業の株価が下がります。景気全体が不安であれば全企業の株価が下がり、預金に戻ったり(≒通貨)債権が保有されたりするわけです。又、特定の国の信用が下がれば、他国の通貨や株式、債権に富は流れていきます。

 

では、地球全体の景気や、全世界国家に不安が生じた場合はどのようになるのでしょう?

 

ここで実物資産に富が流れます。

 

よく、「安全資産の金・有事の金」と言いますよね。戦争など、全世界的な景気悪化・国家不安を想起させるようなイベントがあると、実物資産にお金が流れ、中でも過去の歴史において通貨として使われてきた、現在でも通貨として通用する金に富が流れていくわけです。

 

そして、金以外、不動産や原油にもお金が流れていく・・・

 

ちょっと待って下さい。

その場合、原油高は株安に繋がるはずでは?

ここに経済の複雑さ、簡単に割り切れない難しさがあります。

原油相場は富の逃避先としての性格以外に、実需資産であるだけに別の動き方もします。

①実需としての需給

②埋蔵エリアである中東情勢(戦争で供給が減る可能性がある)

でしょうか。

今回の原油高はサウジやロシア等による増産凍結同意の期待が高まったことによります。①の実需の先読みで動いたわけです。

 

ではなぜ、原油高で日経平均が上がったのでしょうか?

本来、原油高は、我が国では「オイルショック」などのイベントも誘発した、株価へのマイナス材料のはずです。

答えは、「下がりすぎていたから」なのですが、なぜ下がり過ぎると日本株安になったのでしょうか。

 

実は原油には、「準不動産」というような性格もあるのです。

又、前言を翻してしまいますが、株式には「架空の存在」という性格の他に、「準不動産・資産」の性格もあるのです。

 

原油の「準不動産」という言い方には、少し語弊があるかも知れません。原油によって価格が決まる実物資産が多い、という事です。例えば、油田の価格です。油田の不動産としての価格にも当然影響しますが、油田の採掘権の価格にも影響します。商社や石油元売会社は油田や油田の採掘権、或いは採掘された原油をX円で仕入れる契約、を持っていますので、余りに著しい原油安は、原油権益を持つ企業の株価を下げるのです。

又、著しいボラティリティ(価格の変動)は経済の混乱をもたらします。混乱を嫌い、そして「資産の保有者」としての性格に着眼された場合に株価が下がるわけです。

 

ここで、混乱、とは少々抽象的な概念ですよね。

 

この場合の混乱とは、「流動性リスク」を指す、と私は思ってます。

原油先物を持つ金融機関にとって原油安は損失を意味します。先程ふれた、商社や石油元売会社についても同様です。

そして、流動性リスクとは、お金が払えないリスク、です。つまりどこかの会社が倒産してしまうリスクです。

 

「長期的に見れば絶対にあんな大企業はつぶれないのだろうけど、明日の支払をしくじりそうだから、つぶれるかも知れないぞ」

と市場が考えると、関連する資産から富が逃げるわけです。

この富の逃避元が、金融機関であった場合が厄介で、ご存知リーマンショックのような事が起こるわけです。

 

勿論、皆がリーマンショックが本当に明日起こると思って資産を売るわけでは有りませんが、相場の世界の人達は、リスク可能性がアップしたら資産が値下がりする、と考えますと、資産の価格上下の利ザヤで生活している人たちですから、敏感に反応し、動くわけです。

 

かくして、原油安が市場の合意(皆が大体、このくらいかなーと思ってる価格)に比べて、大幅に進んでしまった場合、人々はリスクを取りたくなくなって、安全資産に富を移していくことになります。

 

原油が安い時の安全資産は、「ドル」「円」と「金」でしょうか。更に為替への不安がある場合は、「円」と「金」が上がってしまう、というわけです。(金は「既に上がりすぎ」という弱点もあったりしますが、本日現在)

 

かくして、ここ最近の株安は、

①円高

②原油安

に反応したものである、という側面があるのです。

 

今の相場は、

A:円高、原油安連合軍 対 B:日銀の黒田緩和(≒アベノミクス

と言えるでしょう。

 

最後に、今後の原油相場についての、ちょっとエキセントリックな意見を。

 

私個人、超~個人的な見解ですが、現在の原油安の真因を、

 

IS(イスラム国)問題

 

である、と見ています。

 

ISは、原油を原資としてイラクシリア方面で勢力を伸ばしました。ISはテロ(超ゲリラ戦術)を得意とする集団です。

覇王アメリカ様は、貧者の戦術であるテロが大嫌いです。

潜水艦やミサイルを使った、「金を喰う戦争」は得意なので大好きなのですが、自らの懐で経済に攻撃を受けるテロ戦術は大嫌いなのです。又、先進国共通事項でもありますが、人件費が高い為、人件費の低い国と、人的消耗戦をすると負担感が大きいのです。又、選挙があります。経済を悪くされると、意思決定者である「政府」が交代させられてしまう可能性が高まるわけです。

 

かくして、「テロは犯罪」というキャンペーンを張ったり、テロを撲滅する運動を様々に展開しますが、いまだ有効な対策を打てておりません。

 

そこで、得意の経済戦争に持ち込むべく、原油安を誘導しているのではないかなあ、と個人的に勘繰っております。

現在の原油安に拍車をかけたのは、米国の原油輸出解禁、ですから。

 

かくして私は、中東の平和は、我々日本人の生活も向上させてくれるのだろう、と思ってます。

 

ラブ&ピース、万歳。

 

※本来、私は親米的な人間なのに、ここ最近の記事は反米的な書き方しかできないテーマが多く、少し誤解を恐れます。余りラブ&ピースな人間でもないですし。明日は「トランプ様万歳」でも書きましょうかね・・・

いや、やっぱやめておきます(笑)

いやいや、明日の気分で決めましょう(再笑)