日経平均を大胆、攻める予測!
スーパーニュースでは、相場予測をズバリ日経平均においても
攻める!
という姿勢で発信していきたいと思ってます。巷のエコノミストのよくある「それだけレンジ取れば外れないよ(笑)」みたいな予測、一体何の役に立つっていうんですか?!
【来週の日経平均は?まずは結論】
15,900円~16,800円、最終的には16,200円程度の相場では無いでしょうか?
まずは熊本地震を受けての下げ相場から始まり、週半ばに掛けて反発、勢い次第で16,800円位までは付けるかも知れません。
いずれにしましても、政策的に為替をある程度政府がイジる(円安誘導)のでは、と私は思ってまして、下支えとなり実力的に来週の日経平均は16,200円、と見ます。
【短期分析レポート】
来週の株式相場の主役は、「地震」と「17日のドーハ会合」の二つでしょう。又、15日のG20を為替市場がどのように受け取るか、これもポイントになって来るものと思われます。
昨日の為替予想に書きました通り、私はG20はロングの材料と思っており、ルー長官の牽制むなしく「地震」への同情によって円安方向に政治が動くのでは、と考えてます。
従いまして、為替的には断然ロング方向と言えるのではないでしょうか。
次に、地震、これは下げ材料です。まず海外が嫌気するでしょうし、海外が嫌気するだろうな、と日本人も考えるでしょう。更に言いますと、安倍政権に決して追い風とは言えません。天災ですので、安倍さんに責任は一切ないわけですが、苦しい思いをしただけで人は政権を恨んでしまう物です。アベノミクス≒好相場、という側面も有ります以上、来週時点位ではマイナス材料と思います。
従いまして、先週終値からしますと下げて推移するように思いますが、為替面でのプラス材料が前回の底である15,700円あたりの支持線を意識させる展開となり、そこまでは下げないのではないかなあ、と思ってます。
原油に関するドーハ会合は読めないところで、サプライズ要因です。
【中期:5月末までの展望分析レポート】
来週の日銀会合後、黒田会見が全てのキーを握っているか、と思います。さらに中長期という観点からいくと消費税増税の行方も大切なポイントです。
私は、増税か凍結か、に関しての政府の姿勢は、安倍さんも6月くらいまで明らかにしない物と考えておりましたが、(選挙にプラスに働かせる為には6月くらいに凍結を発表して、記憶が新しい内に投票してもらいたいですもんね)
この熊本地震
がやや環境を変えましたよね。
世論次第で、早めに増税延期を発表しなければ取り返しが付かないような事態が起こらないとも限りません。選挙は7月とは言え、回復不可能なレベルに支持率が下がってしまえば元も子も有りませんので、早めに増税延期カードを切って、支持率次第で場合によっては参院選のみを行う、というシナリオも有り得そうです。
ただ、スーパーニュースの予測は
攻める予測
です!
あれも有り得る、これも有り得る、などと言う逃げは打ちません!
私は熊本地震の政府対応には及第点が付され、増税延期カードは切られない、
①結局はG20結果での円安効果(株価にプラス)、特に来週黒田会見で追加緩和
②抵抗線17,200円を超えることで5月末にかけて緩やかに上昇相場を作る
の二点で相場が動いていくと予想します。
最終的には6月に増税延期カードが切られ、日経平均はそこから急上昇、かくして安倍さんは7月衆参同時選挙を大勝する、というのがメインシナリオでは無かろうか、と予想しておきます。
※尚、本稿は投資助言を企図する記事ではありません。本稿の情報を元に投資することは適切ではなく、あくまで本稿は経済に関するスーパーニュースの論説に過ぎません。